11月, 2011年
慣れが出てくるこ
何事にも初めというものがありますから、どれだけ援助交際を繰り返してきた女性でも、必ずはじめての援助交際というときがあったはずです。
そして、そのことはやはり、いつになっても強く覚えているものなのではないでしょうか。
その援助交際のことに関して、後悔をしながらもまだ援助交際をやめられずに居る人もいるかもしれませんが、それ以上にお金を稼ぐことができるということに感動をしてしまい、援助交際はやめなければならないと思いながらも、お金を稼ぎ続けるということになるのではないでしょうか。
たいてい、援助交際で払われるのは数万円程度のお金ですが、もし初めての援助交際で運良く羽振りのいい男性に当たり、そこで十万円くらいのお金をもらうことができてしまったら、なおさらそれを期待して援助交際をやめることができなくなってしまうのではないでしょうか。
そして、そこで得たお金で何かを買ったときに、さらにお金を使って何かをしたいと思うようになり、また援助交際をするようになる、それが続いた結果、何度も援助交際をしていることになってしまった、という女性もいることでしょう。
ですが、それを繰り返しているうちに、初めのうちは新鮮だった数万円というお金も、特に感動もなく受け取るようになってしまいます。
慣れが出てくることによって、無感動になっていくということなのでしょう。
ブランド品への憧れ
援助交際で稼いだお金を、女性たちは何に使っているのかというと、やはりブランド品というのがたいていの目的なのではないでしょうか。
援助交際は、一回の援助で三万円程度は平均して稼ぐことができるといいますから、それを上手く繰り返すことによって、月で数十万円程度は楽に稼ぐことも可能になるといえます。
時給にすればかなり割りの良すぎるアルバイトということになりますから、そのお金が手に入るということでなかなか援助交際をやめることができない人もいるということなのでしょう。
そこで大金を稼ぐことによって、行き着くのがブランド品ということになるのですが、確かに援助交際で羽振りのよくなった女子高生などは、ブランド品を好む傾向にあるように思えます。
そして、そのブランド品を持っているということにステータスを感じるために、さらにブランド品を得ようとする、そのためにまた援助交際をするようになるという循環が続くようになるのだと思います。
お金を持っているということからさらにお金を使うようになり、それによってまたお金を稼ぐ必要が出てくる、だからこそ一度援助交際を始めると、そこからは抜け出すことが難しくなるのではないでしょうか。
援助交際をしてお金を稼いでいる女性は、お金を使うということに快感を感じるようになるのですが、最終的にお金を使わなければ我慢ならないという状態になってしまい、その魅力に取り付かれてしまうのではないでしょうか。
親の心配
援助交際をする女性がどのような心境にあるのかということを考えた場合、やはりお金がほしいということも理由にあるのかもしれませんが、それ以外でも何か満たされないものがあるからこそ、援助交際をするということなのではないでしょうか。
例えば、家庭ということを考えてみても、その家庭内にいることがとても楽しく幸福だと思っているのであれば、わざわざ自分の身体を傷つけるような援助交際というものはしないのではないかと思います。
そういった女性は、迷わず家に帰るものですし、そこで援助交際をしようというような発想には至らないものだと思います。
しかし、援助交際をする女性は、どこか自分は家に帰りたくない、ということを思っているような部分があるのではないでしょうか。
例えば、親から心配されるのが嫌だ、そこで怒られるのが嫌だ、という理由から、家に帰りたくない、なら援助交際をする、という考え方から援助交際を始める女性も少なからず存在しているようです。
そういった女性の親としては、子供を叱るということを、しているうちに自分自身の感情が高ぶってしまい、怒鳴るようにしかできないということがあり、それを女性としては嫌がる、ということなのではないでしょうか。
そして、その援助交際をしている女性の心境としては、そうすることによって自分はかわいそうだから、誰かに心配されるかもしれない、という思いを持っているのかもしれません。
どこか満たされないからこそ、援助交際をする女性はいるのだと思います。
母親の影響力
援助交際を始めるという女性には、そこに様々な理由があるのだと思いますが、単純にお金がほしからはじめる、または友人に勧められた、というもののほかにも、母親の影響から援助交際に興味を持つ、ということもあるようなのです。
それは、母親が既に離婚をしており、シングルマザーとしてその少女が育てられている場合なのですが、そのとき母親が何度も恋人を交換しながら生活をしているようなことがあると、それに影響をされて援助交際というものが身近に感じてしまうような女性もいるようなのです。
意識はしていなくても、母親の姿というのは子供の考え方に大きく影響をしているものですから、それから援助交際というのはそこまで特別なものではない、見知らぬ男性と何人も会って遊ぶということは決して珍しいことなのではないんだ、というような考え方をするようになってしまいます。
他にも、例えば家庭内暴力を受けているような母親を見て育った女性は、同じくバイオレンスな男性に自然と興味を持つようになってしまったり、母親の影響力は計り知れないものがあります。
そういった母親の姿をみて、自分はそうならないようにしようと思うのではなく、それが当たり前のものだと思ってしまうのですね。
それだけ、母親が娘に与える影響は巨大なものがあるということなのでしょう。
自分で稼ぐという意識
援助交際に関しては、やっている当事者でも考え方が違っていることがあり、援助交際を続けていくことに不安を感じているような女性も居るかもしれませんが、援助交際を一度してしまったら後は同じで、どこまでいっても変わらないというような開き直ったような考え方をしている女性もいます。
援助交際は、それだけ簡単に稼げてしまうことですので、そこから抜け出すことができずに何度も援助交際を繰り返して稼いでしまう、という女性も多くいると思いますし、そこで自分の身体で稼ぐことができるということに、自信を感じてしまっている場合もあります。
例えば、それは家庭に何らかの問題がある場合で、母親が子育てをそれまでに真面目にやってこなかった経緯などがあり、自分の力で稼がなければ生きていけない、という気持ちがある場合などは、なおさら援助交際で稼ぐことができるということに自信を感じるのではないでしょうか。
また、そういった女性の場合は、どうしてもお金や物が必要になってしまうという焦りからか、万引きに手を出してしまう性質を持っている場合もあるようなのです。
それと同じ考え方で、どういった方法であれお金を稼ぐことができ、その効率がいいということで、援助交際に頼るようになってしまうのではないでしょうか。
援助交際を頻繁にするようになってしまう女性には、その背景にどうしてもお金を稼いでいかなければならないというような、焦りに近いものがあるのではないでしょうか。
過密スケジュール
援助交際に慣れてくるようになると、一人だけでなく、複数の男性と次々に関係を持ってお金を稼ぐようになりますから、その次は誰、次は誰というように、援助交際のスケジュールをどのようにして管理していくかということが大事になります。
そういった女性は、援助交際のためのスケジュール帳を用意していることがあり、そのスケジュール帳に援助交際の相手と時間、そして値段設定を書き込んでいるようです。
そこで管理しておかなければ、いざとなったときに相手との値段設定を忘れてしまい、相手の都合のいいような値段にされて損をしてしまうというようなこともあるかもしれませんので、自分自身で援助交際を管理するということが非常に大切になるのです。
ですが、それは明らかに援助交際のためのスケジュール設定ですから、それをもし誰かに見られた場合は、それが援助交際のための予定で、その人が援助交際をしているということがすぐに知られてしまうかもしれません。
ですが、そこまでスケジュールが密接になるほど援助交際をしている人であれば、もう周りにも知られているかもしれませんし、そこまで必死になって隠すようなこともないのかもしれません。
それによって、月で合計金額がいくらになるのか、そしてそれによって何を買おうとしているのかということも、同時に計算しているのかもしれませんね。
援助交際を始めるときは突発的なものかもしれませんが、次第にその行動は計画されたものになっていくのです。
影響力のある作品
援助交際を扱った作品としては、どういったものをまず思い浮かべるでしょうか。
書籍など様々なものが考えられるかと思いますが、映画ということに絞った場合、やはり最初に出てくるのは「リリイ・シュシュのすべて」という作品ではないでしょうか。
この作品の監督である、岩井俊二氏は、他にも「花とアリス」などを監督していますが、この「リリイ・シュシュのすべて」は、その中でも援助交際を特に強く取り上げたものとして、記憶に残っている方も多いのではないかと思います。
この作品では、援助交際をしている女性の姿が鮮明に描かれているのですが、たいてい、援助交際を描く作品というと、たいていはお金のためにホテルで知らない男性と寝る、という女性の姿だけが機械的に描かれるものなのですが、この作品では、それ以外にも少女が見る自然世界というものが強く描かれています。
援助交際をしている女性でも、ただ援助交際をしているだけでなく、そういった自然世界にも触れることがある、ということを表現しているのが、この作品でもあるのです。
そういった場面を挟み込むのが、岩井俊二監督の作品の特徴でもあるといえるでしょう。
そういった若者の感覚と現実を捉えて描き出すことに成功しているのが、岩井俊二監督であり「リリイ・シュシュのすべて」という作品なのです。
援助交際をしている少女についての作品を見たいということであれば、「リリイ・シュシュのすべて」は確実にチェックしておくべきでしょう。
退学になったクラスメイト
当時、私のクラスにも、援助交際をしているという人がいて、かなり噂になっていました。
私はそのとき、男性と付き合ったこともなかったので、その人がとても特別なというか、憧れていたのかもしれません。
それからも、彼女は援助交際を長く続けていたようなのですが、あるときそれが学校側にばれることになって、そのまま彼女は学校を退学になってしまいました。
私とは話すこともなく、その人は遠い場所に引越しをしてしまったようです。
いつか、彼女と話してみたいと思っていたのですが、そんなこともできないままに、唐突にお別れになってしまいました。
それから何年かが経ち、ちょうど彼女は今何をしているんだろうと思っていたときに、同窓会があるということを知りました。
そこで彼女のことを見つけ、話しかけてみて、あのときのことをいろいろ教えてもらいました。
彼女は、援助交際をしていたということを今ではとても後悔しているようです。
援助交際をしたことによって、彼女の中でいろいろと狂ってしまったものがあって、それを取り戻したいと思っているといっていました。
当時は、援助交際をしている彼女に憧れることもありましたが、今ではただ援助交際をしなくてよかった、と安心するばかりです。
他の思い出と違って、援助交際をしていたという事実は、一生忘れることができないものなのかもしれません。


