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ブランド品への憧れ
援助交際で稼いだお金を、女性たちは何に使っているのかというと、やはりブランド品というのがたいていの目的なのではないでしょうか。
援助交際は、一回の援助で三万円程度は平均して稼ぐことができるといいますから、それを上手く繰り返すことによって、月で数十万円程度は楽に稼ぐことも可能になるといえます。
時給にすればかなり割りの良すぎるアルバイトということになりますから、そのお金が手に入るということでなかなか援助交際をやめることができない人もいるということなのでしょう。
そこで大金を稼ぐことによって、行き着くのがブランド品ということになるのですが、確かに援助交際で羽振りのよくなった女子高生などは、ブランド品を好む傾向にあるように思えます。
そして、そのブランド品を持っているということにステータスを感じるために、さらにブランド品を得ようとする、そのためにまた援助交際をするようになるという循環が続くようになるのだと思います。
お金を持っているということからさらにお金を使うようになり、それによってまたお金を稼ぐ必要が出てくる、だからこそ一度援助交際を始めると、そこからは抜け出すことが難しくなるのではないでしょうか。
援助交際をしてお金を稼いでいる女性は、お金を使うということに快感を感じるようになるのですが、最終的にお金を使わなければ我慢ならないという状態になってしまい、その魅力に取り付かれてしまうのではないでしょうか。
過密スケジュール
援助交際に慣れてくるようになると、一人だけでなく、複数の男性と次々に関係を持ってお金を稼ぐようになりますから、その次は誰、次は誰というように、援助交際のスケジュールをどのようにして管理していくかということが大事になります。
そういった女性は、援助交際のためのスケジュール帳を用意していることがあり、そのスケジュール帳に援助交際の相手と時間、そして値段設定を書き込んでいるようです。
そこで管理しておかなければ、いざとなったときに相手との値段設定を忘れてしまい、相手の都合のいいような値段にされて損をしてしまうというようなこともあるかもしれませんので、自分自身で援助交際を管理するということが非常に大切になるのです。
ですが、それは明らかに援助交際のためのスケジュール設定ですから、それをもし誰かに見られた場合は、それが援助交際のための予定で、その人が援助交際をしているということがすぐに知られてしまうかもしれません。
ですが、そこまでスケジュールが密接になるほど援助交際をしている人であれば、もう周りにも知られているかもしれませんし、そこまで必死になって隠すようなこともないのかもしれません。
それによって、月で合計金額がいくらになるのか、そしてそれによって何を買おうとしているのかということも、同時に計算しているのかもしれませんね。
援助交際を始めるときは突発的なものかもしれませんが、次第にその行動は計画されたものになっていくのです。
影響力のある作品
援助交際を扱った作品としては、どういったものをまず思い浮かべるでしょうか。
書籍など様々なものが考えられるかと思いますが、映画ということに絞った場合、やはり最初に出てくるのは「リリイ・シュシュのすべて」という作品ではないでしょうか。
この作品の監督である、岩井俊二氏は、他にも「花とアリス」などを監督していますが、この「リリイ・シュシュのすべて」は、その中でも援助交際を特に強く取り上げたものとして、記憶に残っている方も多いのではないかと思います。
この作品では、援助交際をしている女性の姿が鮮明に描かれているのですが、たいてい、援助交際を描く作品というと、たいていはお金のためにホテルで知らない男性と寝る、という女性の姿だけが機械的に描かれるものなのですが、この作品では、それ以外にも少女が見る自然世界というものが強く描かれています。
援助交際をしている女性でも、ただ援助交際をしているだけでなく、そういった自然世界にも触れることがある、ということを表現しているのが、この作品でもあるのです。
そういった場面を挟み込むのが、岩井俊二監督の作品の特徴でもあるといえるでしょう。
そういった若者の感覚と現実を捉えて描き出すことに成功しているのが、岩井俊二監督であり「リリイ・シュシュのすべて」という作品なのです。
援助交際をしている少女についての作品を見たいということであれば、「リリイ・シュシュのすべて」は確実にチェックしておくべきでしょう。


